山形の宮大工

山形の宮大工とは

宮大工(みやだいく)は、釘・金物等を最小限にとどめて、木と木の接合部・継ぎ手・木組みなどに伝統的な技法を使って神社・仏閣の建立などを行う大工です。その技術、技法は徒弟制度という形で師匠から弟子へ継承されるのが普通です。そのため、かつては日本全国に数千人いると言われていましたが、現在では宮大工の継承者は極端に少なくなっています。

山形においても宮大工は数少ない伝統的な技術を持つ職人として注目されています。株式会社 丸健では、その伝統技術を現在の建築物に活かし、日本古来の工法を活用した素晴らしい建築を未来に託すべく、惜しみない努力を注いでいます。

社寺建築とその特色

社寺建築に共通する特色として、曲線を活かした屋根の反りや、彫刻、枡組などがあげられ、太い柱や梁を使って大きい空間を生み出しています。社寺の建築においては、安易に新しい工法にたよることなく、伝統にもとづいた工法でおこなわなければなりません。伝統の工具を用い、材木もヒノキ、ヒバ、ケヤキ、スギ、マツなどが使われております。